機密保持に関する方針
株式会社東京出版サービスセンター(以下、当社)が主要業務とする校正では、常に公開される以前の出版物や印刷物に含まれる機密情報を取り扱います。これらの機密情報には万一、外部に漏洩した場合に重大な事態を引き起こす恐れのあるものも少なくありません。当社では機密情報の保持は校正業務の枢要な生命線であり、企業存立の根幹を成す問題であると認識しております。
1968年創業以来、これまで業務で知り得た情報の外部漏洩事故は一度も発生したことはありません。これからもお客さまに安心して機密情報をお預けいただけるよう、機密保持に関してより一層の努力をいたします。
- 基本方針
当社がお客さまからお預かりする原稿・資料・校正刷りなどはすべてお客さまの重要な機密情報にあたるものと認識します。
機密情報の保持については、業務上で使用する原稿・資料・校正刷りなどの厳格な取り扱いと、業務に従事する校正スタッフに関して守秘義務を徹底し、機密保持基準(当社規程)を作成して、外部漏洩に至らぬよう万全の対策を講じます。
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機密情報の取り扱い
- 運搬・移動
お客さまからお預かりした原稿・資料・校正刷りなどの運搬に関しては、当社まではお客さまの責任でお願いするのが原則です。当社からお客さままでは当社が機密性の重要度に応じて、責任を持ってお届けします。
- 保管
当社内における原稿・資料・校正刷りなどは、機密保持基準に沿って、業務担当者のみの閲覧を厳守します。業務担当者以外は閲覧ができないように保護します。また遺失・盗難などの事故が発生しないように厳重に管理します。
- 返却
業務終了後は、すみやかに原稿・資料・校正刷りなどを返却します。また、ご指示があれば裁断等を施したうえ、廃棄します。
- デジタルデータ
各種メディアならびにEメールなどを通じて送られるデジタルデータの機密保持については、別に定める「情報セキュリティポリシー」によって管理します。
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スタッフの守秘義務
校正者はたとえどのような情報であれ、業務上で知り得た情報を外部に漏らさないことが、職業倫理の基本です。当社スタッフ間にあっても、機密情報の漏洩は重大な倫理違反であることを、機密保持基準に照らして、常に周知、徹底するように努めます。
制定日 2006年5月10日
株式会社東京出版サービスセンター
代表取締役 福田 伊志
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